The Wizard of Science

人類学のこと、歴史・考古学のこと、航空機のこと、特許のこと、海外の言語や書籍、などなど、たまには横道にそれたりする長文が多めなブログです。

独断と偏見の業界人感想

最近は少子化・人手不足などもあり、特に若くて能力ある人は次々に条件の良い場所へ動く時代となってきました。
私の周りでも最近は激動が続いていて、なかなか大変な反面面白くも思っており、また、私自身もどうしようかと悩みながらも激しく変化する生活に適応しようと勉強しつつ、なんとか生きている毎日です。

まぁそんな時代で私ができることなんて少ないのですが、なんだかんだで幸か不幸か取引相手が異様にバリエーション豊かな仕事をしていたので、参考にできるかなんてわからないのですが、これから職に就こうとする人、異業種に挑戦しようとしたい人に向けて、個人的に見てきた各業界の傾向とか、あと一般的に言われてることや宣伝文句の実態とまでは言いませんが勘違いされてることを書いていこうかなーと思い立ちました。

職にまつわる問題はいろいろあるのですが、違ったイメージを持ったまま入ってしまうミスマッチはかなりの不幸要素ですので、そういうのはいろいろと大人の事情で言いたくても自分から言えない人たちもいますから、それに向けて、というのもあります。

さらにさらに、思いついたまま本当にざっくばらんに書いていきますので、そのあたりはご容赦を。

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  1. 2018/04/12(木) 23:59:04|
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イギリスで人類学をやろうと思ったきっかけ

前回の続きを書こうと思ったのですが、今回はちょっと思い出話を書いてみたいと思います。これも続くかも…?
私にとっては栄光とトラウマの両方が入り混じった複雑な体験だったので公開してこなかった上、イギリスで進化人類学を勉強する、なんてことが参考になる人はまずいないので話す必然性もなかったのですが、年月も大分経ったことだし、最近改めて自分を見つめる必要性も感じてきているので、ここで気持ちの整理も含めて書いてみたいと思います。

そもそもなんで外国に行って進化人類学なんかをやろうと思ったかということは時々人に聞かれるのですが、正直私も最初から強い決意があったわけではなく大体ぼやけた返答(興味があったのでみたいな)をしていました。恐らく振り返ってみると大きかったのは私が中学生くらいの時に町の講演会で非常に珍しい「猿人と石器」に関する話があってそれがきっかけになっていたような気がします。
元々恐竜はじめ古生物、動物、歴史が好きで本や図鑑、漫画をしこたま読んでいたので(学研さんありがとうございます)、将来これに関するお仕事をやりたい、まぁ平たく言って学者になりたいくらいのことは周りに伝えていました。それで、母親がなんだかこの講演を見つけてきて、よくわからないけど好きな話に近いだろうしせっかくだから行ってこい、と促された、というパターンだったと思います。ですが、猿人と石器なんてのは読んだことはあっても、そんなに当時の自分としてはエキサイトするトピックでもなかったといいますか、古生物的には恐竜やカンブリア生物群なんかと比べても猿人はデザイン的になんだかなーですし、歴史としても文明が発達するより大分前なのであまりにも原始的すぎる、という感覚でした。なので、やる気があまりないから開始時間にも遅れて入って後ろの席に腰かけ、終始かなり眠かった、というのが実態です。
それで、講演が終わって恒例の質問タイムになるんですが、意識の高い系の大人がなにやら猿にも思いやりの心やらなんやらを質問していて、これは子供ながらも「そりゃないよ」と思い人生初の「学術発表の場につきもののずれた語りに近い質問」を体験することになるわけです。そして、司会の方が場の空気を変えたかったのか終わった後に、「お若い方、質問はありませんか?せっかくこういう機会ですから……」と辺りを見回すわけですが、大体若い人はほとんどいない…、さらにその中でも明らかに中高生ぐらいは自分くらいしかいないのでいやがおうにも注目される。別に注目されるのは嫌いなわけじゃなく実際の先生に質問できる機会なんてめったにないわけですが、さすがに流れ的に厳しく思えたので、わざと目をそらしたのを覚えています。
そして、なにより印象的だったのがなんだか寂しそうな講演の先生で、結局その意識高い人以降に質問は続かず「他に質問がある方はこの後に直接でも…」という司会のアナウンスもあり、これは自分が何か聞くのがいいかなと余計な情がでてきたのでした。ですが、前述したとおりほとんど寝ていたような奴なので当たり前ですが内容で聞けることなんかほーとんどない。この時点で失礼にもほどがあるので情と興味の間でかなり迷ったのですが、部屋を出ていこうとした先生に恐る恐る近づいて唯一の質問「こういうのを勉強するにはどうしたらいいんですか?」をしたのでした。この質問自体も近づいた自分を慮って司会の人が例えば~みたいに言ったのをオウム返し的につかったような気もする。なんにしても、その質問に対してなんだかめんどくさそうな態度の先生が答えた「色々方法はあるけど、できる限り早く海外に行って勉強するのが一番だね」といったのが私の心に刻まれたわけです。今思えば、すごーくくだらない流れなんですが、こんなどうしょうもない流れで人生の大事な時期が決まっちゃう子も世の中にはいたのです。確かに元々他の子があまり読まない本を読みふけるちょっと変わった子ではありましたが、その方向性がより先鋭化されてしまったのでした。

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  1. 2018/02/09(金) 07:10:08|
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イギリス旅行記

今年の夏はかつて住んでいた時から実に10年ぶりとなるイギリスの地に足を踏み入れることにしました。
旅の目的としては個人的な事が中心のため、ここに書けるような色んな人の興味を引くようなものはあまりない……と思っていたのですが、それなりに収穫もあったので、せっかくですから写真と一緒に紹介していきたいと思います。

今回は4都市、ロンドン、ポーツマス、ブリストル、リバプールを回ってきました。南周りから北上してブリテン島を半周するようなコースですね。

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宿泊施設がちょうどウェンブリースタジアムの近くだったので、スタジアム近くを見学。といっても今はプレミアリーグはシーズンオフなので人気もなく寂しい物でしたが……。

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ロンドン滞在の目的は夏に開催されているBBCプロムス。一番の目的のコンサートは逃しましたが、なんとか空いている演奏を買うことができました。曲目はベートーベンのオペラで、正直この日は移動の疲れもあって後半かなり聞いているのがつらかったのですが、由緒あるアルバートホールでオーケストラを聴くという体験でなかなか満足できるものでした。
ここだけの話、イギリス国外の住所を入力にすると弾かれるのですが、適当なイギリスの住所を入力してEチケットにすればネット購入できたので、英語に躊躇しなければ直接BBCのウェブページからの購入を挑戦してみるのはありじゃないかと思います。

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ポーツマスでの目玉はやはり書類上は唯一の現役帆船戦闘艦、戦列艦ヴィクトリー。サイズ的には後に建造される鋼鉄艦艇より小さいのですが、何層にも区切られた船体と帆船なので中央部分に機関がない(当たり前ですが)ので、あちこち見て回れる分、非常に広く感じました。なんというか船のダンジョンです。また、思った以上に天井が低いので頭上には本当に注意です。私もかなり腰を低くして移動していましたが、何度も頭をぶつけました……。

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そして、想像以上に迫力があり、内容が濃かったのがメアリーローズ館。中世期に沈没した帆船を引き上げて展示しているのですが、これが凄い迫力です。正直、これが見れたら下手な現代艦の展示は割とどうでもよくなるぐらいにw
理屈抜きにロマンティックですので、これだけを目的にポーツマスに向かっても良いのじゃないかと思います。でも、トータルチケットで全博物館を見る方が金銭的にはお得ですので、今回私はロンドンからの日帰り旅行にしましたが、ホテルをとってじっくり見る方がお勧めかもしれません。

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その後は一路ブリストルへ。ここはちょうどお祭りをやっていて、船で埋め尽くされていました。今回の旅は陸や空よりもひたすら海でしたね。
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クレーンと帆船。蒸気機関車も走っていて、新旧入り乱れた不思議な空間を作り出しています。天気はいつものイギリスの気まぐれ雨で特に2日滞在したうちの2日目はかなり降られて大変でしたが、それでも街全体に漂う雰囲気がたまらない。祭りの間たくさんの人がビール片手に屋外で談笑しているのも実にイギリス的。雨が怖くて外でビールは飲めません。

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そして、最後の街リバプールへ。ここは長々と住んでいたので色々と思い深く、10年前との違いをあちこち探しながら歩いていました。
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一番の変化はかつてはさびれまくっていた港が大きく改装されてショッピングと博物館といった綺麗な観光施設と化していたことでしょうか。昔の過去の栄光的雰囲気も悪くはなかったのですが、こうして改装されてかなりの人が訪れるようになったという事ですし、かつてこの街の将来を不安に思いながら去った身としてはむしろ喜ぶべきなのかもしれません。

そんなわけで、今回はイギリスの海を中心とした旅になりましたが、やはり船はいい、と改めて思いました。
イギリスはやはり島国であり海の国なので、船を中心にした風景が非常に映えます。
次に訪れることができるのはいつかはわかりませんが、また機会があれば行ってみたい国だと確信しました。






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  1. 2017/07/31(月) 21:19:11|
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今年の活動まとめ報告+人類学のお話を少し

年の瀬も迫ってきて忙しくなってくる季節ですね。
今年はWWII英雄列伝クニスペルの公開と初同人イベント参加、その他モデルの公開や各方面でのお手伝いなど昨年に増して色々な出来事が目白押しな一年でした。日本戦争ゲーム開発への正式参加となり、来年もいろいろあるとは思うのですが創作活動はより充実させていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
なお、ツィッターでは告知していましたが、2016年ニコニコゲームフェスにはWWII英雄列伝クニスペルとWWII英雄列伝カリウスを出品し、そのためのPVも作成しましたのでよかったらご覧ください。クニスペルは発売直後にPVを作ったのでこれで2本目ですね。どちらも私のテイストが反映されて日本戦争ゲーム開発のゲームながら、どちらかというとちょっとシックな雰囲気に仕上げています。ニコニコでは私のアカウントから見れますので、こちらにはYoutube版を貼っておきます。





このブログも単なる報告に留まらず、ちょっとなかなか見ないお話をなるべく分かりやすく解説できるような面をより強化していきますので、カタツムリのような速度でしか進行しませんが末永くお付き合いいただければと思います。
 実は人類学関係のニュースも実は結構豊富に入ってきているのですが、なかなか私の方でまとめきれていません。特に最近ではネアンデルタール人、デニソワ人といった現代人とは違う人類が同じ時代に共存していたというもので更に発見があり、どうやらこの2種どころではなく3種目の人類と現代人が共存していた可能性が濃厚なものとなってきています。
 以前より、共存していた人類は他に2種だけではない可能性は囁かれてはいたのですが、実物が出てくるとまた話は違ってきます。より濃厚に複数の人類が共存していた世界という物を考えなくてはいけないようです。
 さらにネアンデルタール人との現代人との交配がほぼ確実視されるようになってきたというのも今年の大きな進展だったでしょう。これによりネアンデルタール人本家は絶滅しているものの、ある意味、現代に生き残っているものがある、ということができるようになってきました。
 ここからは正直かなり想像の域も入ってきますが、この2つの報告を更に発展させて考えていきますと、現代人類はネアンデルタール人以外のまだ発見されていない別の人類の遺伝子も内包しているということが予想されます。つまり、我々は20万年前に誕生した時点のホモ・サピエンスとは身体構造上ほとんど同じである物の、その遺伝子に於いてはそれ以外の絶滅したような旧人類を取り込む形で現代に続いてきた……ということも考えられるわけです。では、一体、我々ホモ・サピエンスと他の旧人類は当時どのような関係にあったのでしょう?お互いの子孫を残すような関係でありながら、一方は絶滅してしまっているのですから、なおさら何があったのか疑問が湧いてきます。
 まだまだ分からないことも多いのですが、なんにせよ、私の方で情報を取りまとめて整理できましたら来年には記事を書いていきたいと思います。

 それでは、みなさま、よいクリスマスと新年をお迎えください。


  1. 2015/12/24(木) 13:44:04|
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クラでSNS構想(2)

 前回はクラという交易のシステムについて簡単に書いてみました。
 第一回:http://pantarasa.blog54.fc2.com/blog-entry-144.html


 今回はその実践編です。
 この交易をネットに取り入れてあたらしいソーシャルの形にしてみたいと思います。

 このクラというネットワークに参加した人達には専用の島が与えられます。
 参加者に関しては特に縛りを設けないほうがよいでしょう。
 実名参加推奨や企業禁止と言ったルールを持っているところがありますが、このクラに関しては完全に自由オープン参加のほうが望ましいです。後述しますが、このシステムでは個人や企業、現実の世界における名声などはあまり関係がなくなりますので、逆にその本人自体のIDに大きな意味がなくなります。まぁ、簡単なプロフィール画面くらいは識別のためにあってもよいかもしれません。

 参加した人がまず見るのは大きな二重の輪(リング)です。これは前回のクラで説明した首飾りと腕輪のルートを指しています。このリングの中のどこかに参加者は登録されることになります。登録場所は自身で選んでもよいですが、ランダムに配置される選択肢もあってよいでしょう。また、一度場所を決めても後に自由に配置を変更することもありです。ただ、変更の際は完全な自由選択にするよりもある一定方向に決められた最大の距離しか動けないようなルールがあるほうが面白いかもしれません。

 参加者は隣合う人たちと交換を行うことが出来ます。交換するものはこの世に存在するあらゆるものです。インターネットで行う以上データの交換が主流になるでしょうが、条件が整えば実際の物が送れるようにするのも一興でしょう。

 さて、この交換に関してのルールは前回で述べたとおり、必ずしも等価である必要はありません。相手が喜ぶ贈り物をするように勤めますが、内容に関しては指示することもできないですし、成立後に取り消すこともできません。感覚としてはちょうど学校や町内会でやるクリスマスプレゼント交換に近いものがあるかもしれません。素敵な物が手に入るかもしれないが、そうでもないかもしれないあの不思議な感覚です。物の価値も人それぞれ違い、貰った後に取り消せないのも同様です。ただし、クラの場合、一斉に交換するのではなく、ある程度相手に猶予を持たせるのが特徴です。もちろん、すぐに返すことも禁止されているわけではありませんが、なかなか返せない人にすぐに出すように催促するようなことはタブーです。一年ぐらいは大目に見てあげましょう。

 この交換の中で特に重要なのは首飾りと腕輪というアイテムです。インターネット上なのでただのデータですが、これを手に入れた人はクラにアクセスした際に注目されるよう大きく表示されるようになります。ただし、この首飾りと腕輪はある一定期間を過ぎたら次の人に渡さなくてはいけません。貰う人はそれ相応のお返しをすることが求められますが、内容は前述のとおり自由に選択して良いですし、価値が等しいかどうかも問題ではありません。なんでもいいからいかなる理由であってもとにかく交換は成立してしまえばよいのです。
 もし、首飾りと腕輪を持つ人同士が交換する場合は自動的に首飾りと腕輪が交換されて、それ以外のものを出す必要はなくなります。つまり、腕輪と首飾りを同時に所持することはできません。

 インターフェースとしてはデータを送るためのボックスと、前述した2つの輪を表示し、誰が首飾りと腕輪を所持しているかを見せるウィンドウがあれば十分です。簡単な自己紹介とチャット機能ぐらいは付いていてもいいかもしれませんが、必須ではないでしょうし、他のSNSやメールサービスで事足りてしまうでしょう。

 さて、思いのほかシンプルなクラのシステムですが、これを導入することでどのような効果が期待できるのか?次回はその辺りを詳しく書いていきたいと思います。




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  1. 2011/12/27(火) 23:16:04|
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