The Wizard of Science

人類学のこと、歴史・考古学のこと、航空機のこと、特許のこと、海外の言語や書籍、などなど、たまには横道にそれたりする長文が多めなブログです。

イギリス旅行記

今年の夏はかつて住んでいた時から実に10年ぶりとなるイギリスの地に足を踏み入れることにしました。
旅の目的としては個人的な事が中心のため、ここに書けるような色んな人の興味を引くようなものはあまりない……と思っていたのですが、それなりに収穫もあったので、せっかくですから写真と一緒に紹介していきたいと思います。

今回は4都市、ロンドン、ポーツマス、ブリストル、リバプールを回ってきました。南周りから北上してブリテン島を半周するようなコースですね。

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宿泊施設がちょうどウェンブリースタジアムの近くだったので、スタジアム近くを見学。といっても今はプレミアリーグはシーズンオフなので人気もなく寂しい物でしたが……。

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ロンドン滞在の目的は夏に開催されているBBCプロムス。一番の目的のコンサートは逃しましたが、なんとか空いている演奏を買うことができました。曲目はベートーベンのオペラで、正直この日は移動の疲れもあって後半かなり聞いているのがつらかったのですが、由緒あるアルバートホールでオーケストラを聴くという体験でなかなか満足できるものでした。
ここだけの話、イギリス国外の住所を入力にすると弾かれるのですが、適当なイギリスの住所を入力してEチケットにすればネット購入できたので、英語に躊躇しなければ直接BBCのウェブページからの購入を挑戦してみるのはありじゃないかと思います。

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ポーツマスでの目玉はやはり書類上は唯一の現役帆船戦闘艦、戦列艦ヴィクトリー。サイズ的には後に建造される鋼鉄艦艇より小さいのですが、何層にも区切られた船体と帆船なので中央部分に機関がない(当たり前ですが)ので、あちこち見て回れる分、非常に広く感じました。なんというか船のダンジョンです。また、思った以上に天井が低いので頭上には本当に注意です。私もかなり腰を低くして移動していましたが、何度も頭をぶつけました……。

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そして、想像以上に迫力があり、内容が濃かったのがメアリーローズ館。中世期に沈没した帆船を引き上げて展示しているのですが、これが凄い迫力です。正直、これが見れたら下手な現代艦の展示は割とどうでもよくなるぐらいにw
理屈抜きにロマンティックですので、これだけを目的にポーツマスに向かっても良いのじゃないかと思います。でも、トータルチケットで全博物館を見る方が金銭的にはお得ですので、今回私はロンドンからの日帰り旅行にしましたが、ホテルをとってじっくり見る方がお勧めかもしれません。

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その後は一路ブリストルへ。ここはちょうどお祭りをやっていて、船で埋め尽くされていました。今回の旅は陸や空よりもひたすら海でしたね。
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クレーンと帆船。蒸気機関車も走っていて、新旧入り乱れた不思議な空間を作り出しています。天気はいつものイギリスの気まぐれ雨で特に2日滞在したうちの2日目はかなり降られて大変でしたが、それでも街全体に漂う雰囲気がたまらない。祭りの間たくさんの人がビール片手に屋外で談笑しているのも実にイギリス的。雨が怖くて外でビールは飲めません。

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そして、最後の街リバプールへ。ここは長々と住んでいたので色々と思い深く、10年前との違いをあちこち探しながら歩いていました。
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一番の変化はかつてはさびれまくっていた港が大きく改装されてショッピングと博物館といった綺麗な観光施設と化していたことでしょうか。昔の過去の栄光的雰囲気も悪くはなかったのですが、こうして改装されてかなりの人が訪れるようになったという事ですし、かつてこの街の将来を不安に思いながら去った身としてはむしろ喜ぶべきなのかもしれません。

そんなわけで、今回はイギリスの海を中心とした旅になりましたが、やはり船はいい、と改めて思いました。
イギリスはやはり島国であり海の国なので、船を中心にした風景が非常に映えます。
次に訪れることができるのはいつかはわかりませんが、また機会があれば行ってみたい国だと確信しました。






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  1. 2017/07/31(月) 21:19:11|
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今年の活動まとめ報告+人類学のお話を少し

年の瀬も迫ってきて忙しくなってくる季節ですね。
今年はWWII英雄列伝クニスペルの公開と初同人イベント参加、その他モデルの公開や各方面でのお手伝いなど昨年に増して色々な出来事が目白押しな一年でした。日本戦争ゲーム開発への正式参加となり、来年もいろいろあるとは思うのですが創作活動はより充実させていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
なお、ツィッターでは告知していましたが、2016年ニコニコゲームフェスにはWWII英雄列伝クニスペルとWWII英雄列伝カリウスを出品し、そのためのPVも作成しましたのでよかったらご覧ください。クニスペルは発売直後にPVを作ったのでこれで2本目ですね。どちらも私のテイストが反映されて日本戦争ゲーム開発のゲームながら、どちらかというとちょっとシックな雰囲気に仕上げています。ニコニコでは私のアカウントから見れますので、こちらにはYoutube版を貼っておきます。





このブログも単なる報告に留まらず、ちょっとなかなか見ないお話をなるべく分かりやすく解説できるような面をより強化していきますので、カタツムリのような速度でしか進行しませんが末永くお付き合いいただければと思います。
 実は人類学関係のニュースも実は結構豊富に入ってきているのですが、なかなか私の方でまとめきれていません。特に最近ではネアンデルタール人、デニソワ人といった現代人とは違う人類が同じ時代に共存していたというもので更に発見があり、どうやらこの2種どころではなく3種目の人類と現代人が共存していた可能性が濃厚なものとなってきています。
 以前より、共存していた人類は他に2種だけではない可能性は囁かれてはいたのですが、実物が出てくるとまた話は違ってきます。より濃厚に複数の人類が共存していた世界という物を考えなくてはいけないようです。
 さらにネアンデルタール人との現代人との交配がほぼ確実視されるようになってきたというのも今年の大きな進展だったでしょう。これによりネアンデルタール人本家は絶滅しているものの、ある意味、現代に生き残っているものがある、ということができるようになってきました。
 ここからは正直かなり想像の域も入ってきますが、この2つの報告を更に発展させて考えていきますと、現代人類はネアンデルタール人以外のまだ発見されていない別の人類の遺伝子も内包しているということが予想されます。つまり、我々は20万年前に誕生した時点のホモ・サピエンスとは身体構造上ほとんど同じである物の、その遺伝子に於いてはそれ以外の絶滅したような旧人類を取り込む形で現代に続いてきた……ということも考えられるわけです。では、一体、我々ホモ・サピエンスと他の旧人類は当時どのような関係にあったのでしょう?お互いの子孫を残すような関係でありながら、一方は絶滅してしまっているのですから、なおさら何があったのか疑問が湧いてきます。
 まだまだ分からないことも多いのですが、なんにせよ、私の方で情報を取りまとめて整理できましたら来年には記事を書いていきたいと思います。

 それでは、みなさま、よいクリスマスと新年をお迎えください。


  1. 2015/12/24(木) 13:44:04|
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クラでSNS構想(2)

 前回はクラという交易のシステムについて簡単に書いてみました。
 第一回:http://pantarasa.blog54.fc2.com/blog-entry-144.html


 今回はその実践編です。
 この交易をネットに取り入れてあたらしいソーシャルの形にしてみたいと思います。

 このクラというネットワークに参加した人達には専用の島が与えられます。
 参加者に関しては特に縛りを設けないほうがよいでしょう。
 実名参加推奨や企業禁止と言ったルールを持っているところがありますが、このクラに関しては完全に自由オープン参加のほうが望ましいです。後述しますが、このシステムでは個人や企業、現実の世界における名声などはあまり関係がなくなりますので、逆にその本人自体のIDに大きな意味がなくなります。まぁ、簡単なプロフィール画面くらいは識別のためにあってもよいかもしれません。

 参加した人がまず見るのは大きな二重の輪(リング)です。これは前回のクラで説明した首飾りと腕輪のルートを指しています。このリングの中のどこかに参加者は登録されることになります。登録場所は自身で選んでもよいですが、ランダムに配置される選択肢もあってよいでしょう。また、一度場所を決めても後に自由に配置を変更することもありです。ただ、変更の際は完全な自由選択にするよりもある一定方向に決められた最大の距離しか動けないようなルールがあるほうが面白いかもしれません。

 参加者は隣合う人たちと交換を行うことが出来ます。交換するものはこの世に存在するあらゆるものです。インターネットで行う以上データの交換が主流になるでしょうが、条件が整えば実際の物が送れるようにするのも一興でしょう。

 さて、この交換に関してのルールは前回で述べたとおり、必ずしも等価である必要はありません。相手が喜ぶ贈り物をするように勤めますが、内容に関しては指示することもできないですし、成立後に取り消すこともできません。感覚としてはちょうど学校や町内会でやるクリスマスプレゼント交換に近いものがあるかもしれません。素敵な物が手に入るかもしれないが、そうでもないかもしれないあの不思議な感覚です。物の価値も人それぞれ違い、貰った後に取り消せないのも同様です。ただし、クラの場合、一斉に交換するのではなく、ある程度相手に猶予を持たせるのが特徴です。もちろん、すぐに返すことも禁止されているわけではありませんが、なかなか返せない人にすぐに出すように催促するようなことはタブーです。一年ぐらいは大目に見てあげましょう。

 この交換の中で特に重要なのは首飾りと腕輪というアイテムです。インターネット上なのでただのデータですが、これを手に入れた人はクラにアクセスした際に注目されるよう大きく表示されるようになります。ただし、この首飾りと腕輪はある一定期間を過ぎたら次の人に渡さなくてはいけません。貰う人はそれ相応のお返しをすることが求められますが、内容は前述のとおり自由に選択して良いですし、価値が等しいかどうかも問題ではありません。なんでもいいからいかなる理由であってもとにかく交換は成立してしまえばよいのです。
 もし、首飾りと腕輪を持つ人同士が交換する場合は自動的に首飾りと腕輪が交換されて、それ以外のものを出す必要はなくなります。つまり、腕輪と首飾りを同時に所持することはできません。

 インターフェースとしてはデータを送るためのボックスと、前述した2つの輪を表示し、誰が首飾りと腕輪を所持しているかを見せるウィンドウがあれば十分です。簡単な自己紹介とチャット機能ぐらいは付いていてもいいかもしれませんが、必須ではないでしょうし、他のSNSやメールサービスで事足りてしまうでしょう。

 さて、思いのほかシンプルなクラのシステムですが、これを導入することでどのような効果が期待できるのか?次回はその辺りを詳しく書いていきたいと思います。




テーマ:文化人類学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/12/27(火) 23:16:04|
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トリケラトプス論争

 今でこそどちらかというと人類学に偏りがちな自分なのですが、その元はといえば古生物にも強い興味があり、その延長で古人類や考古学の勉強に進んだようなものだったりします。
 ただ、今でも進化学の話には飛びつくし、古生物の話も情報があれば逐一チェックするようにしていたりします。

 さて、そんな中で今回は比較的古生物でもメジャーな恐竜のお話です。
 恐らくは恐竜といってまず最初に出てくるのがティラノサウルスでその対照に描かれていたのは首の長い大型竜脚類でなければ、三本の角を生やしたトリケラトプスというのが定番中の定番ではなかったかと思います。

 さて、このトリケラトプス。特徴的な姿をしているので想像図が出ると大体の人は思い出せるのではないかと思います。
 100826largetriceratops.jpg
想像図元:http://www.gizmodo.jp/2010/08/post_7554.html

 改めて冷静に見るとかなり変な形をしています。個人的には体の前ばかりに重心がかかりすぎるような気がしてます。そのせいか前足がかなり湾曲してしまってますし。
 模型を持っていた人ならもしかしたら経験あるかもしれませんけど、この恐竜すごく前につんのめってバランスが悪いんです。頭と胴体が別パーツだったりするとトサカと角が重いのでしっかり接着していないと首が折れ…。

 また、映画なんかだと勇壮にサイのように駆け回って角を振り回すのですが、こうして写真のサイを見てみると、実はサイって結構頭が小さくて足も垂直でしっかりしていてぐっと体全体のバランスがいいので、トリケラトプスにサイと同じような動きは多分無理だろうと私は思っております。

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写真元:http://www.un-plugged.jp/blog/?p=604
 

 さて、そんなトリケラトプスは有名でありながらその分類が正しいのかどうか実はずっと論争が続いていたりします。
 特にちょうど今から一年ぐらい前に出たこの報道はそれなりに話題になりました。

トリケラトプスが教科書から消える?

引用元:http://www.gizmodo.jp/2010/08/post_7554.html

 どうやら1800年代後半にトリケラトプスとトロサウルスの両方を発掘したオスニエル・マーシュ古生物学者が、そもそも2つの全く異なる形にしか見えない化石を見て、別々の恐竜として発表してしまったのが事の始まりだったようですが、ロッキーズ博物館の古生物学者であるジャック・ホーナーさんおよびジョン・スカネラさんの両名が、改めて29のトリケラトプスの頭蓋および9のトロサウルスの頭蓋の化石を徹底調査した結果、トリケラトプスとトロサウルスは同一種であり、トリケラトプスが成長を遂げたものがトロサウルスだったとの結論に至りましたよ。


 o0501030410647682931.jpg
想像図元:http://ameblo.jp/oldworld/entry-10595137803.html

 一応、実際の論文はこちら>http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/02724634.2010.483632


 ちなみに、記事のタイトルとは異なり、トリケラトプスがトロサウルスの若い個体だったとしても先に発見して命名したほうが優先されるので、その場合、トロサウルスが消えてトリケラトプスに一本化されることになると思われます。

 なぜか同様の記事がまた今年に入っても登場し、拡散されているようです。
 http://jin115.com/archives/51809238.html?1315797357%7C


 さて、トロサウルスはトロサウルスで恐竜図鑑の一端によく載っていたこともあり、この記事の後、各所で残念がる声があったのですが…実は今年のはじめには既にまた異論が出て議論が再燃していたりします。
 
 それというのも、トリケラトプスとよく似た近縁種であるネドケラトプスを比較した結果、トリケラトプス、トロサウルス、ネドケラトプスはそれぞれ全く別の種類であると結論付けたというのです。

Anatomy and Taxonomic Status of the Chasmosaurine Ceratopsid Nedoceratops hatcheri from the Upper Cretaceous Lance Formation of Wyoming, U.S.A
参照元;http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0016196


Despite its convoluted taxonomic history, Nedoceratops hatcheri does indeed display several features that distinguish it from typical Triceratops and Torosaurus specimens, as well as other chasmosaurines (such as the profile of the squamosal, lack of a nasal horn, and presence of small parietal fenestrae). Even if N. hatcheri represents an aberrant Triceratops, the anatomy of N. hatcheri is inconsistent with the hypothesis that it is a transitional form between the “young adult” (classic Triceratops) and “old adult” (classic Torosaurus) morphotypes of a single taxon. Unless Triceratops underwent ontogenetic changes radically different from any other known ceratopsid, it seems most likely that the latter two taxa are also distinct from each other.

676px-Nedoceratops_BW.jpg
ネドケラトプス想像図:wikipediaより

 ざっくり言ってしまうと、老体であると考えられるネドケラトプスの頭骨にはトリケラトプス(若い個体)>トロサウルス(老体)のような変化が起きたことが確認できず、また、ネドケラトプスの頭骨とトリケラトプスの頭骨の類似点から、トリケラトプスとネドケラトプスに対し、トロサウルスは離れた分類と考えるのが妥当である、というちょっとテクニカルな結論の出し方をしています。

 後、ここでは述べられていませんが、個人的にはトロサウルスの頭骨で多く見られる特徴的な二つの穴がトリケラトプスの頭骨から変化したものだ…と説明する理由に乏しいのもあるかもしれません(一応重量軽減と書籍では説明されていることが多いのですが)。よくこの穴の部分には皮の膜が張られて大きな目玉模様が図鑑では描いてあったりします。子供のころトロサウルス=目玉模様と記憶した人は結構多いはず(もちろん、模様はただの想像なのですが…)。

torosaurus_web.jpg
トロサウルスの頭骨のフリルには左右に2つの穴が開いている。

 なんでそんなに分類が揺れ動くのか?と不思議に思う方も多いかもしれませんが、この手の分類の手がかりにしているのはあくまで頭骨の形、特徴をそれぞれ比較・検討して、その時点で最も妥当だろうと考えられる結論を出しているに過ぎないということを留意しておく必要があります。
 詳しく書きはじめるとそれだけで本ができてしまうぐらい複雑なのですが、科学が発達しても、まだまだ人間の目で比較しているという要素はとても大きいのです。


 さて、この分野は判断が非常に難しいのですが、個人的にはまだまだトリケラトプスとトロサウルスは別種と考えるのが妥当かなという気がしています。
 もちろん、この結果も後からの発見で覆る可能性は十分にあります。
 そんなわけで下手な拡散に惑わされず(実は上の記事が回ってきたときにはまた再反論かと思って嬉々として開いてみたら去年の情報だったのでがっかりしたのです…)続報を見守っていきたいところです。



 〆


  1. 2011/09/14(水) 22:35:49|
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裏と表の文化「イギリス編」

 最近はあまり聞かないような気もしますが、日本人はものをはっきり言わない…云々の話はなかば「和の心」と同じような感じで捉えられて、一般的な認識と化していると思います。
 実際は「和の心」と「ものをはっきり言わない」は全くの別概念なので、単に努力不足で上手くものをいえない人が言い訳としている場合がほとんどなわけですが、ここでは「和の心」とは何か?という歴史的な命題よりもまず「日本人以外はものをはっきりといわない=湾曲表現をしないのか?」というところについて書いてみたいと思います。

 結論から言えば、日本以外のどの国にも「高度な婉曲表現」があり、ちゃんとそういう表現を使い分けて日々のコミュニケーションを円滑にしたり、また逆にお互いの本心が知り得なくて悶悶とした日々を送っていたりします。
 ただ、そういうことは実際に生活して見なければなかなか知りえないことでもありますし、また言語の壁があって、どういう婉曲なのかを説明するのが非常に困難であったりします。更に言えば、言葉とはまた違うところでの文化に気がつかないと、何年も暮らしていながら結局そういう表現が分からない…ということも十分にありえることです。

 なので、なかなか目に見える形の資料として参照することが無く、また同一の認識を広域で共有することが非常に難しいため、「日本以外にそういう婉曲表現はない」と信じることになるのだと思います。
 そもそも、"はっきり伝えたくないから使う表現"を"理解しようとする"という時点でなにか矛盾しているような気もしますが、そういうところを慮れてこそ実は国際交流という奴がはじまるのではないかと私自身は勝手に思っていたりします。


 さて、そういう表現の理解のために今回用意した資料が以下になります。
 「英語を話す人ははっきりと伝える」という幻想を崩す、イギリス人の婉曲表現集です。
 参照元はこちら>http://www.scribd.com/doc/55551980/Anglo-EU-Translation-Guide 
 この中から特に目に付いたものをいくつかピックアップします。


[裏と表の文化「イギリス編」]の続きを読む
  1. 2011/05/19(木) 23:17:48|
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