The Wizard of Science

人類学のこと、歴史・考古学のこと、航空機のこと、特許のこと、海外の言語や書籍、などなど、たまには横道にそれたりする長文が多めなブログです。

バングラデシュ人の移民計画?

 仕事の関係上、増えてきているのが外国人との付き合いである。日常でも、韓国人が比較的多く、次いで中国人とブラジル人が増えているというのは聞いたことがあるかもしれないが、バングラデシュ人というのはなかなか聞かないかもしれない。
 今回は日本にやってくる彼らに関してちょっと書いてみる。

 一応、補足情報としてバングラデシュは下図の位置にある国で、日本の国旗と非常に似た国旗を持つことで有名だ(緑の下地に赤い丸)。
fmp003.jpg

 もともと、インドとの宗教問題で分裂した国で、面積は小さいものの、その人口は1億4千万程で既に日本より多いわけだが、これより実際はもっと多いかもしれないという。

 インド、パキスタンも決して少ないわけではなく、実際は都市圏で我々の気がつかない中、結構な数暮らしていたりする。
 ちなみに、インドはヒンドゥー教、パキスタンとバングラデシュはイスラム教が強い国だ。

 そのイスラム法に基づいた習慣という奴がかなり彼らの日本に対する接触を難しくしているようで、(ヒンドゥーならいいかというとそうでもないが・・・)日本人にとって馴染み難い理由の一つのようだ。

 また家族の結託が強く、友達よりも親類関係で行動することが非常に多い。
 私が担当した客でも、その従兄弟、その従兄弟の叔父、叔父さんの兄弟、といった感じで繋がって次の客が入り、気がつけばバングラデシュ人の顧客リストが増えていく。
 家族の絆、といえば、中国や韓国も思い浮かぶが、その意識の範囲に関してはバングラデシュ人のほうが広いんでないか?と邪推する。

 大体、日本にきている人は日本語を解するが、人によっては厳しいこともあり、英語を使ったりもする。
 ただし、この英語も決して上手とは言えないため、難しいことに変わりはない(英語はインド人のほうが格段に上手い)。
 それでも、(中韓ではひでぇのがいるが)イスラム法のおかげか皆非常に礼儀正しく、また、日本に対してもイメージは悪くないどころか、敬意を払う、とまで言ってくれるため、相手をしていて非常に気持ちのよい客ではある。(故に私はイスラムに対する印象は悪くはない)
 文化の違いか、日本人では考えもしないようなことやらかしたりもするが、決して悪気があってやっているわけじゃないので、地道にコミュニケーションを取ることを怠らなければ、大きな問題が起きることは少ない。

 日本にやってくるのは仕事、もしくは留学という形態が多く、技術関係(工学、IT)に従事する人が多いようだ。
 やはりと言うか、それ関連で日本は世界に随分知られているようだ。

 大体、男女とも20代半ばかそれ以降で結婚するようで、その際には特別なバングラデシュ特有のイスラム法と行政手続が必要となる。
 大抵は家族が決めた結婚で、手続きには大量の家族の書名欄が存在する。
 女性に関してはやはり・・・というか世界の大部分では今でもそうだが、日陰的な存在で、表に立って金銭的なやりとりをするということはほとんどない。買い物とかも男がほとんど全部済ませるのだそうな(家庭にもよるんだろうけど)。
 ただ、温和な感じの人が多いので、それほど女性が不当な扱いを受けているというわけではなさそうだが、本当にバングラデシュ人の女性が幸せかどうかは言明しない。
 ちなみに、女性専用車両は彼らにとっても「良い制度」らしい。(イスラム的なのか?)

 決して裕福な人が多いわけではないようだが、金銭関連で異常な値引きを要求したりということはなく、決めた値段だときちんと伝えるとぽんとお金を出してくれる(アラブ系、中韓、日本人はごねる時がある)。
 バングラデシュに限ったことじゃないが「ここまで」と線引きしてやることが、結構お互いのやり取りでは重要だったり。
 
 こんな感じで情報が増えるのも、彼らがちょっとした小話を対応の間にしてくれるおかげだったり、また依頼してくる内容が結構個人情報を含むものだったりするからである。
 なんというか、ありがたいことに日本人には妙に信頼があるようだ。
 もちろん、自分もそれに答えなきゃならんわけで、プレッシャーもないわけじゃないが。

 とにかく、今後、彼らは親類関連をつてに日本に多くやってくると考えられ、少しづつ日常にも触れる機会が増えてくると思われる。
 そのときは、あまり良く知らない国だからといって避けずにコミュニケーションをとって欲しいと私は思う。

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テーマ:バングラデシュ - ジャンル:海外情報

  1. 2008/09/21(日) 21:10:14|
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