The Wizard of Science

人類学のこと、歴史・考古学のこと、航空機のこと、特許のこと、海外の言語や書籍、などなど、たまには横道にそれたりする長文が多めなブログです。

クラでSNS構想(2)

 前回はクラという交易のシステムについて簡単に書いてみました。
 第一回:http://pantarasa.blog54.fc2.com/blog-entry-144.html


 今回はその実践編です。
 この交易をネットに取り入れてあたらしいソーシャルの形にしてみたいと思います。

 このクラというネットワークに参加した人達には専用の島が与えられます。
 参加者に関しては特に縛りを設けないほうがよいでしょう。
 実名参加推奨や企業禁止と言ったルールを持っているところがありますが、このクラに関しては完全に自由オープン参加のほうが望ましいです。後述しますが、このシステムでは個人や企業、現実の世界における名声などはあまり関係がなくなりますので、逆にその本人自体のIDに大きな意味がなくなります。まぁ、簡単なプロフィール画面くらいは識別のためにあってもよいかもしれません。

 参加した人がまず見るのは大きな二重の輪(リング)です。これは前回のクラで説明した首飾りと腕輪のルートを指しています。このリングの中のどこかに参加者は登録されることになります。登録場所は自身で選んでもよいですが、ランダムに配置される選択肢もあってよいでしょう。また、一度場所を決めても後に自由に配置を変更することもありです。ただ、変更の際は完全な自由選択にするよりもある一定方向に決められた最大の距離しか動けないようなルールがあるほうが面白いかもしれません。

 参加者は隣合う人たちと交換を行うことが出来ます。交換するものはこの世に存在するあらゆるものです。インターネットで行う以上データの交換が主流になるでしょうが、条件が整えば実際の物が送れるようにするのも一興でしょう。

 さて、この交換に関してのルールは前回で述べたとおり、必ずしも等価である必要はありません。相手が喜ぶ贈り物をするように勤めますが、内容に関しては指示することもできないですし、成立後に取り消すこともできません。感覚としてはちょうど学校や町内会でやるクリスマスプレゼント交換に近いものがあるかもしれません。素敵な物が手に入るかもしれないが、そうでもないかもしれないあの不思議な感覚です。物の価値も人それぞれ違い、貰った後に取り消せないのも同様です。ただし、クラの場合、一斉に交換するのではなく、ある程度相手に猶予を持たせるのが特徴です。もちろん、すぐに返すことも禁止されているわけではありませんが、なかなか返せない人にすぐに出すように催促するようなことはタブーです。一年ぐらいは大目に見てあげましょう。

 この交換の中で特に重要なのは首飾りと腕輪というアイテムです。インターネット上なのでただのデータですが、これを手に入れた人はクラにアクセスした際に注目されるよう大きく表示されるようになります。ただし、この首飾りと腕輪はある一定期間を過ぎたら次の人に渡さなくてはいけません。貰う人はそれ相応のお返しをすることが求められますが、内容は前述のとおり自由に選択して良いですし、価値が等しいかどうかも問題ではありません。なんでもいいからいかなる理由であってもとにかく交換は成立してしまえばよいのです。
 もし、首飾りと腕輪を持つ人同士が交換する場合は自動的に首飾りと腕輪が交換されて、それ以外のものを出す必要はなくなります。つまり、腕輪と首飾りを同時に所持することはできません。

 インターフェースとしてはデータを送るためのボックスと、前述した2つの輪を表示し、誰が首飾りと腕輪を所持しているかを見せるウィンドウがあれば十分です。簡単な自己紹介とチャット機能ぐらいは付いていてもいいかもしれませんが、必須ではないでしょうし、他のSNSやメールサービスで事足りてしまうでしょう。

 さて、思いのほかシンプルなクラのシステムですが、これを導入することでどのような効果が期待できるのか?次回はその辺りを詳しく書いていきたいと思います。




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テーマ:文化人類学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/12/27(火) 23:16:04|
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