The Wizard of Science

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イタリアのカードゲーム「スコーパ」

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 また、今年もイタリアに行ってきたわけですが、そこで友人達と遊んだ「スコーパ」というカードゲームを紹介します。

 まず、このゲーム、日本で一般的に知られているトランプとは異なるカードを使用します(日本で一般的なトランプのカードはあちらではポーカーカードと呼んで区別されている)。
 上の写真が実際に現地で購入したカードを並べたものです。
 トランプと違うのは、4種の絵柄が数字の10まであり、ジョーカーに当たる特殊なカードが存在しない、ということです。
 また、絵柄もそれぞれ特徴的でして…
 1番上の顔の付いたコインの絵柄を「デナーロ」(複数形はデナーリ)
 2番目の聖杯の絵柄を「コッパ」(複数形はコッペ)
 3番目の木の棒の絵柄を「バストーネ」(複数形はバストーニ)
 4番目の剣の絵柄を「スパーダ」(複数形はスパーデ)
 と呼んでいます。
 後、分かりづらいのですが、王冠を付けている人は10馬に跨っている人は9どちらも付けておらず絵柄の物品を抱えている人が8になります(最初はこの区別にちょっと戸惑う)。

 このカードを使ったゲームは複数あるのですが、その中でも「スコーパ」という4人で行うゲームを今回やってきました。
 ただ、地域によって少しづつルールが違うみたいなので、紹介するのはその一例だと思ってください。


 まず、このゲームは2人1組のチームで行います。4人で座ったうち向かい合った2人がチームメイトになり、自分から見て両サイドが敵になります。
 ゲームの最初は一人がカードを切り、その左隣の人(つまり敵)にカットしてもらいます。カットが終わるともう一度カードを切って自分から右回りにカードを順番に全て配ります。
 このカードは4種10枚合計40枚なので手元にはランダムに配られた10枚のカードを持つことになります。

 カードが配り終わったら、配った人の右隣の人から順に手札の中から一枚を中央の場に出していきます。
 そして、次の人は中央に出されたカードと同じ数、もしくは中央に出されたカード2種以上を足した合計と同じ数のカードがある場合、そのカードを取ることが出来ます。
 取ったカードは自分の側に裏返して置いておきます。後にこの取ったカードの数や種類で点数が決まり、この合計点でチームの勝負が決まります。
 つまり、いかに自分もしくは味方の出したカードを相手に取られないようにするか、が重要な読み合いになってきます。
 知っている人にしか分からないとは思うのですが、感覚としては花札や麻雀をトランプでやっているのに近いです。

 この相手が出したカードを取ったときに場にカードが何もなくなったとき、これを「スコーパ」と呼んで、普段とは違って一枚カードを表向きにして自分の側に置いておきます。これが特別点となって後でチームの得点計算の際に非常に有利になります。
 カードは取られるにしても、スコーパだけはされないように自分の手札やこれまで出たカードの数字等から予測して慎重に場に出す手札を選ぶ必要があるわけです。

 特別なルールとして1を出すと、その場の数字に関係なく、全て取ることができます。この場合、スコーパとは認められません。また、場に何もカードがないときに1だけ出してもなにも取れずに、1が場に残り通常通りの数字として扱われます。

 さて、スコーパ以外にも特別点として計上されるものがあります。
 セッテベッロ デナーロの7を取ったチームには1点が加算される。
 デナリ デナリを相手より多くとったチームには1点が加算される。
 カルテ カードの枚数を多く取ったチームには1点が加算される。
 プリミエラ 7、6、1、5、4、3、2の順で点が高く、それ以外は最小点として考えられ、各絵柄の一番点数の高い数字の合計を競い、多いほうのチームに1点入ります。

 4人がそれぞれ順番にカードを出し合い、全てのカードを出し終わり、もしその場にカードが残った場合は最後の人が全て取ります。
 そして、上のスコーパ、セッテベッロ、デナリ、カルテ、プリミエラの合計点を算出し、多いほうのチームが勝ちです。
 なんだか面倒くさいようですが、計算の得意な人は暗算で、そうでない人も紙と鉛筆か携帯の計算機ですぐできる程度です。ゲーム自体も何度かやればすぐに慣れますし、読み合いの戦略も楽しむことが出来ます。
 麻雀や花札と違って役を覚える必要がないので、結構すんなり入れるゲームだと思います。


 さて、前述したとおり、このスコーパはこのカードを使用したゲームの一例に過ぎません。
 これ以外に現地で覚えたものはまた機会を見て紹介していきたいと思っています。



 〆






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テーマ:カードゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2012/08/05(日) 22:47:40|
  2. 偏りに偏った趣味のお話
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