The Wizard of Science

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ローマ郊外の陸軍博物館

最近は恒例となっているイタリア旅行も今年で4回目。
今回はナポリ-ポンペイのような名所も行ってきましたが、ローマ周辺ではあまり観光客がたくさん訪れないような隠れた名所を周ってきました。
機会があればそれぞれを紹介していきたい次第ですが、現在取り掛かっている戦術SLGの製作があるのでそれに関連したローマ近郊のチキニョーラにある陸軍博物館を紹介します。

IMG_0759.png

軍事博物館というだけでも特殊ですが、ここは本来軍の施設の一部で、一般解放は土曜日の午前中のみとかなり特殊な博物館となっています。
入る際にはイタリア軍の兵隊さんが警備しているゲートに身分証明書を見せて通過する必要があり、なかなかものものしい雰囲気です。
陸軍博物館とありますが、中にはかつてのイタリア王族や大統領が使用した特注の車(当然誇りのフィアットかアルファ・ロメオ製)や護送に使用したオートバイ等も展示してあり、軍が関係しているものをとにかく集めた一大資料集積所、といった趣です。
IMG_0646.png

単なる車両だけではなく、軍装や勲章、さらには特殊潜行部隊の使用するボート等も展示してありました。
イタリア軍は武器が小さいほど大きな戦果をあげる…と一部ではいいますが、単に大型兵器の運用コストがかかるので活躍が限られていただけだと思います。
IMG_0652.png

こちらは第一次世界大戦館にあった馬車。
第一次大戦ではイタリアは戦勝国なので、思いの外いろんな装備が充実していました。
前時代的な装備が入り混じって中々不思議な雰囲気を醸し出しています。
IMG_0697.png

一応、訪問の目的としては第二次大戦時のイタリア戦車が目当てだったのですが…全部屋外に放置状態で、説明書きすらありません。
第一次大戦の武器や護送車が丁寧に説明が付けられている一方でちょっと雑な扱いです。
ちなみにこちらはM13/40。第二次大戦時のイタリア軍の主力戦車で生産数が多かったせいか、博物館の中ではいくつも展示されていました。
連合軍の戦車相手にはちょっと分が悪い中戦車。機関銃が2門付いているのが特徴的ですね。
IMG_0742.png

L3豆戦車です。
第二次大戦時には後方支援にしか用いられなかったようです。
とにかく小さい。
スペックは2名搭乗ですが、1名でもかなりきついような…。
後ろに小さく見えるのは米軍の対空砲とM10駆逐戦車です。
IMG_0736.png

セモヴェンテ da 75/18自走砲。
搭載している75mm砲はイタリア軍車両の中では最強クラスで、当時は英戦車チャーチルを除くほとんどの連合軍戦車を撃破できる優秀な対戦車砲でした。
車体は上記のM13/40のものを利用しています。
IMG_0740.png

P26/40重戦車。
イタリア軍基準では重戦車だが、40tしかないので、他の国(特に接収したドイツでは)中戦車扱い。
実質第二次大戦イタリア戦車の最終帰着点であり、最強なのであるが、生産数も少なく、リベット留めなのが弱工業国の哀愁を誘う。
まぁ、それでも第二次大戦時の我が国の戦車に比べれば相当"マシ"なのだけれど…。
IMG_0776.png

他にもドイツやアメリカから供与された戦車、航空機、火砲が並んでいました。
戦後は詳しくないので激しく曖昧なのですが、これは恐らくM41ウォーカー・ブルドッグ。
ただ、これがイタリアに供与されていたという記録は知らないのです…。
IMG_0788.png

こちらは自走榴弾砲…なんだろうけど、名称不明。知っている人がいたら情報あるとありがたいです。
*9/27追記 M55自走砲と判明。M47パットンの車体を利用したものです。これもイタリアに供与されていたという記録はない…。
IMG_0787.png
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テーマ:軍事・平和 - ジャンル:政治・経済

  1. 2013/09/26(木) 23:33:58|
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