The Wizard of Science

人類学のこと、歴史・考古学のこと、航空機のこと、特許のこと、海外の言語や書籍、などなど、たまには横道にそれたりする長文が多めなブログです。

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「新しい物を入れる時」

 ちょっと番外編です。
 これまでのネタと被る部分もありますが、ちょっと違った趣向で書いてみます。

 さて、新しい技術が導入されて一般に広まると必ずといっていいほど反発する言論が表れます。
 最近で言えば、テレビ、携帯電話、インターネット等々がありますが、特に情報を媒介にするためかその影響についてネガティブな発言が多く見られます。

 やれ、時間がとられすぎて教育に悪影響だ、○○のせいでモラルが無くなった…とかですね。

 実際は時間をどう使うか、モラルをどう教えるかは人の問題であって、ただの道具に過ぎないテレビ、携帯電話、インターネットはそれそのものを批判するというのは実はずれているわけです。
 なぜなら、これらを活用して勉強したり、社会的モラルを身に着けるといったことは相応にあるわけですから。
 いや、そんなことできっこない…というのは単に道具が使えていないだけでして。


 さて、そういうことについてウダウダと書いてもよいのですが、せっかくなのでここはこのブログのネタに沿って大昔に目を移したいと思います。
 いわゆる人類がまだぱっと見かけ上はサルかゴリラかと見間違うような状態で、それでもやはりちょっと一味違う文化と技術を持ち始めた時代。
 そんな時代で石器が急速に広まり始めます。
 そういう想定のちょっとした寸劇を書いてみました。
 似たような状況が…古代にも起きていたかも…という想定です。

 登場人物は母と娘の二人です。二人というか二匹というに近いサルのごとき人ですが…よろしくお願いします。


 
 娘「ねぇねぇ、お母さん、見て!」

 母「あら、なにそれ」

 娘「なにそれって、お母さん"石器"じゃない!知らないの?」

 母「バカ言うんじゃないよ、石器ぐらい知ってるよ!(注:ちょっとうろたえながら)
   ようはそれをどうして持ってるんだってことだよ!(注:多少言い訳含む)」

 娘「どうしてって…木の実をすりつぶすのにいいじゃない。それにこっちの尖ったのは硬い肉も小さく切ることができるのよ!」

 母「は、なんだろうね、最近の若いのは。(定型句)
   私があんたぐらいの時はね、木の実も肉もしっかり噛んで、それで十分だったのよ!
   そういえば、あんたちょっと顎が細すぎやしないかい?
   石器ばっかりに頼っている友達なんかと付き合ってたらそのうちそれなしじゃなにも食べられなくなっちまうよ」

 娘「大丈夫よ、おかあさん。(注:ちょっと見下し気味)
   石器がなくなることなんてないわよ。(男の子がいっぱい作ってくれるし)
   それに私、ちゃんと歯は毎日手入れしているし、簡単にお父さんみたいに折れたりするようなやわじゃないわ」

  *ちなみにお父さんは狩の途中で興奮して獲物に噛み付いた際に顎を負傷。食事が取れなくなってろくな治療もできなかったので数日後にお逝きあそばれました。

 母「あれはあの人がただ軟弱でおまけに馬鹿だっただけよ。(死んだので言いたい放題) 
   あんたの歯が綺麗なのは知っているけど(特に犬歯が)、それでも私は心配しているの」

 娘「分かってるわ、お母さん。(正直、分かりたくない)
   でも、今時に石器も使えないと馬鹿にされてしまうわ。
   お向かいのアーちゃんだって、川沿いのミーちゃんだって、木の下に住んでるズーちゃんなんて凄い数持ってるのよ」

 母「あんたね…。
   たくさん持ってるからいいってものじゃないでしょ。
   あたしだって石器が便利なのはちょっとは分かってるんだよ(ほんとはいまいちわからない。娘への愛の篭った妥協のつもり)。
   でもね、最近はあっちこっちで石器、石器、石器って、なんか病気みたいじゃないかい。
   そういうのってなんか嫌じゃない」

 娘「そうね…。わかったわお母さん(微妙に)。
   ズーちゃんは私もやりすぎだと思ってたの(正直羨ましいけど)。
   だから、少しは持つのは許してね(弱みに付け込む)。それ以上は持たないから」

 母「う~ん、そうかい…。
   わかったよ、仕方ないね…」

 娘「ありがとうおかあさん!
   それじゃあ、私、あんまり石器を持ってない友達と遊んでくるね(大嘘)」

 母「気をつけてね(本気で)。
   ところで、あんた最近後ろの毛が妙に揃ったまんま伸びないね」

 娘「え…え~と、そうね…。
   ベッドがちょっと硬い性かな…(大嘘)」

 母「そうかい。じゃあ、ベッドの葉っぱをとりかえておくからね」

 娘「うん、ありがとうおかあさん。
   それじゃあ行って来るね」

 母「気をつけるんだよ…(本当に本気で)」

 娘「ウキッ!(注:さようならの流行言葉)」

 母(将来が心配だわ…)









 これから何か起こりそうですが、ここで〆
 娘の将来は二万年ほど先に分かるかもしれません。 




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  1. 2010/08/18(水) 22:33:21|
  2. ただの雑記
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