FC2ブログ

The Wizard of Science

人類学のこと、歴史・考古学のこと、航空機のこと、特許のこと、海外の言語や書籍、などなど、たまには横道にそれたりする長文が多めなブログです。

良くもなれば悪くもなる

いつのことだったか、学校で先生と生徒達がお茶をして雑談をする機会があった。
そのときの話の流れを詳しくは覚えていないのだが、自分が、
「現代の教育は少しづつ劣化していっている」
といった類の発言をした時に、ご年配の先生が、
「いや、悪くなっているところもあるが、良くなっているところも多い。
 大まかに言い過ぎるのもアレだが、なんにしてもそういうものだろう」
といった感じの返しをしてきた。

その時は他の話題やらでその会話は流れてしまったのだが、
結構、「今の若い者は」的な発言はこの国では絶対的な力を持っていて、
「ゆとり教育」という言葉に代表されるように、
「今より昔が良かった」という考え方はあまり反論をされなかったりする。

だが、最近、高校生になる弟と話をしていて、
なんと世界史の授業で、イギリスのパレスチナ問題に関する関与、
「バルフォア宣言」「サイクス・ピコ協定」「フセイン=マクホマン書簡」
といったそれぞれについてかなり詳しく学習しているらしい。

もちろん、偶然詳しい先生が丁寧に教えてくれたのもあるだろう。
だが、自分が高校生の時は適当に名前を教えられただけであり、
そこまで重要と位置付けられたものではなかった。
実際に詳しく勉強したのはイギリスに行ってからであり、
それゆえ、過去にこれに関する記事もここに掲載したのである。

(過去記事、「イギリスの言い訳」復活させました。下記URLから読めます)
http://pantarasa.blog54.fc2.com/blog-entry-63.html

どうやら9.11辺りから、こういったアラブの問題といったところに、
全体としてはまだはっきりわからないが、かなり教育的にも力を入れられており、
高校生でもパレスチナ問題について、それなりに反応できるようになってきているらしい。

これがいわゆる「ゆとり世代」以前であると、勉強の度合いにもよるだろうが、
パレスチナ問題に疎い人というのはぐっと増えると思われる。
教育も国際的な動きにあわせて、進歩する部分は進歩しているのである。

だから、「最近の若い・・・」「ゆとりは・・・」も別にいいが、
結局、それを言えば、進展も何もなく、そこまでであり、
同じ年寄りでも、やはり話してためになる人は
気をつけて選んでいかなければならないのだろう。

よく考えなくても当たり前の話であるが。

ちなみに「最近の若い者は・・・」という名文句(?)は
エジプト、ギリシャの時代から見つかる実に歴史的なものであったりする。
3000年以上も前のことを繰り返すと考えると、ちっとは人間進歩しないと思いますわな・・・。



スポンサーサイト

テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/09/18(木) 20:46:25|
  2. ただの雑記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<バングラデシュ人の移民計画? | ホーム | 日本人らしい英語>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pantarasa.blog54.fc2.com/tb.php/84-351f8f4f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ジュンジ/Junji      HN: saizwong

Author:ジュンジ/Junji HN: saizwong

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

呟き

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Pixiv